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2015年3月15日日曜日

UbuntuをUSBにインストールしてみる

久々にUbuntuを使ってみたところ14.10になってかなり使いやすくなっていたので、本格的に使ってみようとしました。

Ubuntuの魅力は1Disk OSとしてDVDなどに焼くと、PC本体にはなんの変更も加えずにOSを試すことができることだと思います。
そしてそれが無料で手に入ることでしょう。

DVDブートディスクは起動が遅いので、私はブート可能なUSBにして使ってみましたが、それでも1Diskという方法だと、USB内に設定や更新内容が保存されないため、起動のたびに0からやり直しになります。
(一切の書き込みを行わないため、現在のハード環境を変更しないのが1Disk OSの目的なので)
 
そこでまずは現在使っているWindows7とデュアルブール環境を作ろうとしました。
しかし、どうやってもうまくできません。
今のPCには3TBのHDDを入れているのですが、ハードの制約なのか2.2TBまでしか使用できず、どうやっても0.8TBが使用不可能な領域として残ってしまっています。
どうやらこれのせいでうまく行かないようでした。
 
デュアルブートのためだけに、2TBのHDDを買ってきてもう一度Windows環境から作りなおすのは面倒なので、USBメモリーの中にUbuntuをインストールしてみることにしました。
これが完成すれば、Windows PCにはなんの変更もせずにUbuntuを動かす環境がてにはいります。
そしてUSBメモリ一本を持ち歩いて、どのPCでも動かすことが可能になるわけです。

調べてみるといくつかの説明ページが見つかりましたが、私が参考にしたのは


 Ubuntu14.04LTSをUSBメモリにインストールする

というページです。

1)とりあえずUSB3.0対応のメモリーの用意
私はあきばお〜で16GBタイプが550円で売っていたのを購入しました。
本当は余裕がある32GBの方が良いのですが、とりあえずはテストなのでこれを用意しました。
3.0対応なので青い

2)Ubuntuブートディスクからの起動
私は事前にUSB版を作っていたので、そちらから起動

3)先のページを参考にUSBメモリーのパーテションを操作
GPartedパーテーション編集ツールを起動し、ext4パーテーションの作成。
そもそも16GBしかないので、私はメモリーすべてをext4にしました。

4)USBメモリーにインストール
インストールは結構時間がかかります。
1時間は見ておきましょう。

以上の手順で持ち運べるUbuntu環境が作成されました。
 
USBメモリーの中で完結するOSの完成





●実際に使ってみると…
USB3.0なので転送速度も高速でストレスはほとんどありません。
 左側に並んだランチャーにはこのPCに接続されているHDDがずらりと表示されているので、今までWindowsで扱ったファイルを取り扱うことができます。
またUbuntuを使用時に作成したファイルも、Windows側のHDDに送ることでファイル共有が可能です。

 Ubuntuソフトウェアセンターがあるため、必要なアプリをここから探すことができます。
これのおかげで最近のLinuxOSの敷居が下がったのではないでしょうか?
多くの場合、Windowsと同様のアプリがUbuntu用に存在するため、Windowsデスクトップと似たようなことが可能です。


しなしながら、たとえばEvernoteなど、いくつかのアプリはUbuntuには提供されていないものがあります。
その場合はWebブラウザを使って作業することになります。

Huluもバッチリ

動作速度もHDD版とほとんど変わらずに動いており、例えばHuluなどの動画サービスを見ることも可能です。
ただ、見ながら作業をすると、たまにカクつくことがありますけど、USBメモリーから動かしているのだからそのあたりはご愛嬌ということで☆
 


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