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2015年4月25日土曜日

Ubuntu専用ノートPCを作ってみる

最近、Ubuntuの良さを再認識しているわけですが、メインで使っているデスクトップはUSBメモリーにインストールしてそこからbootしています。
理由は私のハード環境だとなぜかHDDにインストールすると起動できなくなるからです。
こうなるとWindows7も使えなくなるため、非常に困ります。
上記の理由からUSB bootで使っているのですが、16GBなのでパッケージの追加などバンバンするわけには行かず、やっぱり1台のPCにクリーンインストールして使ってみたいと考えていました。
特にDynabook AZやNetwalkerでUbuntuを使うようになってから特にARM版以外の386版をちゃんと使いたくて……
 
そこで考えたのが、中古のノートPCを手に入れて、そこに入れてみようということでした。
手に入れたのはHP mini 210-1021TUというネットブックです。
表面はかなり傷ついてますが、送料込みで7千円弱だったので良しとしましょう。
HDDが不調とのことで安かった品です。
試してみると一応起動しました。
Windows7Starterが入っていましたが、確かにカツカツと引っかかる。
そもそもこのネットブックにWindows7が重いのかもしれませんが、本当にイライラするほどでした。

このままUbuntuをインストールしても良かったのですが、HDD不調が原因だとするとちょっと怖いので、HDDを換装することにしました。

このHP miniはHDD換装が非常に楽です。
バッテリーを外すと、オレンジ色のボタンが2つ見えます。

半円の方は押し込み、長方形の方は押し下げることで、裏蓋のロックが外れが浮き上がります。
あとは最近のスマホの用に、ベリベリと剥がすだけ。
HDDはゴム足で挟まっているだけなのですぐにマウンターは取り出せます。
マウンターとHDDを固定している4本のネジを外すときにやっとドライバーが必要になりますが、非常に楽です。
これなら必要になってWindows7に戻したくなった時も、簡単ですね。
入れ替えたのは64GBのSSDです。

また、余談ですが、Windowsのライセンスキーは裏蓋を剥がしたここにありました。

あとはインストール用USBからUbuntuを起動して、入れるだけ。
SSDの早さはインストールでも発揮されていました。
 
あっという間にUbuntu機完成!
ハードの性能を考えて、ちょっと前の12.04にしてあります(起動のたびに14.04があるよって言ってくるのがウザいですが)。
 
実際に使ってみると、ARM版では正常に動かなかったアプリが動くようになったりとOSとしては快適です。
動作も早くて良い感じです。

 
ただ、このHP miniは様々なレビューで叩かれているハード的な欠陥がありまして……
タッチパッドのクリックボタンなんですが、実はここまでタッチエリアになっているため、クリックしようとするとマウスカーソルが左下に飛ぶ。
つまりクリックのたびにポインターが全く別のエリアに飛ぶため、発狂しそうになります。
 
ちなみにUbuntuだと右クリックが反応しません……
作業の時にはUSBタイプのマウスなどが必須です。


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