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2015年11月7日土曜日

ただのノートPCをChromebookに変えるCloudReady

最近AndroidOSChromebookOSが統合されるというニュースを耳にしたりしますので、
Chromebookってどうなんだろ?」と興味を持つ人もいるのではないでしょうか?
そこでお手持ちのノートPCをChromebookに変えてしまうCloudReadyというOSをご紹介します。

1)まず、8GB~16GBのUSBメモリーが必要になります。

2)neverwearのサイトからCloudReadyのOSイメージを手に入れます。
 サイトを開くとすぐに見える「DOWNLOAD CLOUDREADY NOW」からダウンロードします。
 私が試した時点ではcloudready-free-44.1.9.bin.zipというファイルでした。

3)WindowsパソコンにChromeブラウザを入れます。
 すでに使っているならスキップしてください。

4)Chromeブラウザの機能拡張で「Chromebookリカバリユーティリティ」をインストールします。

5)Chromebookリカバリユーティリティを起動し、右上の歯車をクリック。
 サブメニューから「ローカルイメージを使用」を選びます。
ここで、先ほどダウンロードしたcloudreadyのイメージを指定すれば、USBメモリーが起動ディスクになります。
 この作業は15分ほどかかります。
 私はMicroSDで起動ディスクを作りました。

6)起動用USBメモリーが出来たら、ノートPCに刺して、USBメモリーからbootします。
初回の起動は結構時間がかかるので、気長に待ちましょう。

7)起動すると使用言語とキーボード、ネットワークの設定が出てきます。

8)次にインストールをするかどうか聞かれます。
 このままUSBで使うなら「Not now」を選びましょう。
ちなみにインストールすると、ノートPCのハードディスクはフォーマットされてしまいます。
よく見たら、これはAdobeFlashのインストールでした。

9)続いて使用するアカウントの設定です。
 自分がChromeブラウザで使っているgmailを指定しましょう。

10)これでChromeの設定が引き継がれて、ノートPCがChromebookになります。
なお、起動時には時計の表示が北米になっていますので、設定から日本標準時に手動で切り替えましょう。

実際に使ってみると、USB上で動いているのでかなりもたつき、本物のChromebookには程遠いです。
インストールしたら変わるのかもしれませんが、まだハードディスクを消したくないのでここで止めています。
ですが、WindowsやLinux、Androidとも違ったChromeだけに特化したOSを体感できるのは面白いと思います。
最近はwebブラウザ上で使えるサービスも多くなっており、専用のアプリでなくてもかなり実用的になっています。
ChromeOSだけで済んでしまうことも多いので、使わなくなったノートPCをChromebookとしてよみがえらせるというのも良いのではないでしょうか?



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